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林家正蔵のサンデーユニバーシティ

文化放送

毎週日曜日7:30~8:00

サンデーユニバーシティとは?
日曜日に、「勉強より易しく雑学よりもためになる」話題をお届けしている番組
『林家正蔵のサンデーユニバーシティ』。
毎週、様々なジャンルの先生をお迎えして、興味深いお話を伺います。
その内容は、政治・経済・スポーツ・福祉・薬学・環境・観光・メディアなどなど、
多岐に渡っています。
受講生は落語家で、城西国際大学・客員教授を務めている
林家正蔵師匠と野中直子アナウンサー。
聴けば、ヒザをポン!と打ちたくなるようなお話ばかり!
あなたも正蔵師匠や野中アナと一緒に、楽しい授業を受講してみませんか?

11/28・12/5(日)のゲストの先生は・・・

城西国際大学国際人文学部 教授
東谷仁(とうこく ひとし)先生。

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東谷先生は、城西大学付属城西中学・高等学校に社会科教師
として勤務された後、2001年から9年間校長先生を勤められ
ました。そして、今年4月からは、城西国際大学の教授となって
再び教鞭をとっていらっしゃいます。

「学生を教えることが楽しくてしょうがない」とニコニコ笑顔の
絶えない東谷先生。

長年教育の現場にいらした東谷先生に、2週にわたり
<今の教育現場の抱える問題点> <理想の教育とは?>
また、<校長先生の仕事ってどんなこと?>など
いろいろお話していただきます。


今週のゲスト | 2010年11月22日 08:00

11/21(日) 目からウロコ!

今日は、メタボリックシンドロームの話題から番組が
始まりました。

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正蔵さんは、理想体重が63~64kgなのに、実際は
それより10kgほどオーバーしているので、「メタボ」
ではないかと、ちょっと気になるそうです。
でも、井上先生は、『少々メタボくらいがよいのでは?』と
おっしゃいます。

おヘソの周りを測って男性85cm以上、女性90cm以上あれば
一般に「メタボリックシンドローム」と判定されますが、
井上先生によれば、血糖値や脂質に異常がなければ、
おヘソ周りの数値が基準を超えていても気にしなくてよい
とのことでした。

それよりも、高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病に
ならないように注意するためには、
「食事のとり方」が大事だ、といいます。

● 夜10時以降は食事をとらない。
  (夜遅くなった場合は、夕食をとらず我慢して、朝ご飯を
   しっかり食べる)

● 夜は炭水化物を控える。
  (肉は食べてもご飯は食べずスープでとどめる、など)

● 食べる順番が重要

  (例)カレーに野菜サラダが付いてきたらどちらを
     先に食べるか? → 『野菜サラダ』

   野菜には「食物繊維」が沢山含まれ、「食物繊維」は
   血糖値を上げにくい働きがあるので、野菜サラダから
   食べた方がよい。
   その他、野菜サラダやフルーツを先に食べた方が
   おなかの満腹感もあってカレーを食べ過ぎない、などの
   理由もあるそうです。

そして、今日の井上先生のお話で、
正蔵さんも私も『目からウロコ!』と感激したのは
_____"薬の飲み忘れを防ぐ方法"____

→飲み終わった薬の殻(や袋)を元のケースに戻しておく
 
 (これは、100円ショップなどで売っている薬のケースなどが
  あるとわかりやすいですね)

正蔵さんのお母様も「クスリ飲んだっけ?」とよく忘れることが
あるそうですが、私も「あれっ?飲んだかな?」と迷うことが
あります。あなたは、そんなことありませんか?

飲んだ薬のカラは元に戻しておく、一目瞭然わかるので
これは良い方法です。
井上先生のお話では、実際病院でとられている方法で、
患者さんに「飲んだ殻は捨てないで置いておいて下さい」と言って
看護士さんがあとで飲んだかどうかをチェックしているそうです。

"薬の飲み忘れを防ぐ良い方法"を教えていただきました。

井上先生に2週間お話を伺って思ったのは、
薬剤師さんの仕事の大切さ。

これからますます高齢社会が進む中でその重要さが増して
お年寄りにとっては特に頼りになる存在になり、
大切な仕事として注目されると思いました。

【今日の一曲】

Morning Kisses / Kevyn Lettau
               (ケヴィン・レトー)


番組日記 | 2010年11月21日 08:00

11/14(日) <在宅介護>と薬剤師さんの仕事

ガッシリした体格の井上裕(いのうえゆたか)先生は、
身長185cm。とっても背が高い。

スタジオに入ってイスに座ると、
「ふふ~ん」とうなづきながら、興味深げにスタジオを眺め回し
「初めて入った」というスタジオに大変興味を示されました。

好奇心旺盛なお茶目な感じの先生です。

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井上先生は、以前、千葉県のオヘソにあたる大多喜という町の
病院で、薬剤師さんとしてお勤めでした。

先生のお話によりますと、大多喜のような地方の病院は
患者さんとのおつき合いが親密で、
患者さんが大多喜特産の「竹の子」を病院に持ってきて
くれたりするんだそうです。

また、看護士さんなど医療スタッフが患者さんのご近所
だったりして患者さんのことをよく知っているので、
今、患者のおばあちゃんが家を出ました、と聞けば
「あぁ、何分で病院に着くな。」といった細かいところまで
把握できるといいます。

その大多喜の病院の院長先生のモットーは、

『患者さんへのサービスが全て』 というものだったので

病院全体で患者の情報を把握してケアしようと、
医師・看護士・薬剤師など医療スタッフが
"みんなで患者をみる"体制が整っていたそうです。

たとえば、大多喜では、入院していた患者さんが退院すると
「在宅介護」を希望するケースが増えていて、
入院中に親しくなった薬剤師さんに服薬指導をしてほしいという
患者さんもいるので、医師・看護士・薬剤師さんがチームを
組んで患者さんの家を回っていたといいます。

井上先生が薬剤師さんとして体験した「在宅介護」のケース。

看護士さんと一緒に薬の説明と血圧を測るために患者さんの家を
訪れたときのこと。

その80代後半の患者さんが入院していたとき、膝が痛い、と
言うので渡した膝の「痛み止め」の薬があって、
家に戻った患者さんが長いこと布団の中で過ごすようになって
背中が痛くなったので、それを背中に塗ったところ
かえって、染みて痛くなった!と、言われたとき。

(井上先生が背中を見て、痛いのは「床ずれ」が原因とわかった
 そうなんですが)

薬の使い方の説明って、むずかしいなと思ったとそうです。

膝の「痛み止め」はスースーするので「床ずれ」に塗ると
染みてかえって良くない。
なのに患者さんは、「痛み止め」として同じ効き目があると
思って塗っていた。

そのへんの薬の使い方の細かな説明も、実際患者さんに接して
みて気づかされたとおっしゃいます。

このケースでは、
井上先生がその場で担当の医師に電話して事情を説明し
夕方、医師が患者さんをみに来て、薬を処方した、ということです。

このお話を聞いて、1人の患者さんに対して
なんて手厚い介護なのだろう!と、かえって感心しました。

こんなきめ細かい介護、看護を受けられるなら、「在宅介護」も
安心です。
都会のお年寄りには、とてもこんな介護は受けられない、と思って

「大多喜の医療は、理想的ですネ!」と井上先生に言うと、

先生は、

『いえ、医師不足、という現実があり、
 地方の病院の医者は 懸命に頑張っている。
 医師以外のスタッフもみんな頑張っている。』

『逆に、患者さんが重症のときは対応しきれないので
 県立の大きな病院にご紹介するといった連携を常にとっておく
 ことも大事で、ドクターはジレンマを抱えていると思う。』

というお答えでした。

これは、深刻な現実ですね。

きめ細かい心の通った暖かな"介護"と
重症患者にも対応できる"高度な医療"と、
両方兼ね備えた病院があったらいいのに_____。

"お金"と"人"と両方必要ですネ。

それにしても、今まで、
薬剤師さんは薬局の窓口に座っているもの、というイメージが
強かったのですが、今日の井上先生のお話で、
薬剤師さんが「在宅介護」で患者さんの家を回るなど、
思ったより患者さんに近い存在で、これからの高齢社会の中では、
薬剤師さんの果たす役割はますます大きく重要なものになるんだ
とあらためて教えていただきました。


番組日記 | 2010年11月14日 08:00

11/14・21(日)のゲストの先生は・・・

城西大学薬学部 助教
井上裕(いのうえゆたか)先生。

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井上先生は、現在、薬学部で「薬物治療学」を教えて
いらっしゃいますが、その前は、千葉の大多喜の病院で
薬剤師さんとしてお勤めされていました。

そのとき、井上先生は、薬剤師さんとして具体的に
どのようなお仕事をされていたのか?

高令患者の〈在宅介護〉の希望が増える中、薬剤師さんも
お医者さんや看護師さんとチームを組んで患者さんの家を
回るなど、薬剤師さんの担う役割も大きくなっています。

私たちが意外と知らない薬剤師さんの仕事の内容、
地方の病院の頑張りぶり、患者さんとの暖かい交流・・・。
また一転して、薬の飲み方や食事のとり方の注意点など。

薬剤師さんだった井上先生に、2週にわたり
先生のご経験に基づく具体的なお話を伺ってまいります。

参考になさってください。


今週のゲスト | 2010年11月 8日 08:00

11/7(日) <人間の面白さ>に迫る

今日は、まず、竹藤佳世(たけふじかよ)先生に、
来年4月に城西国際大学メディア学部に開設される
「映像芸術コース」についてお話を伺いました。

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来年メディア学部に新設される「映像芸術コース」では、
日本で一番古い映画会社「日活」と提携して、調布にある
日活撮影所で働きながら、映画を学べるようになります。

竹藤先生は、
『映画は、現場から学ぶことが多いので、
 大学で理論や知識を学んだ上で、実際映画の現場へ行って
 勉強できるのは、とてもいいこと。』と、おっしゃいます。

「映像芸術コース」で学び卒業すれば、
その業界で働くことができるのか、と質問すると、
竹藤先生は、

『必ずしも、そうではない。
 一般の大学で文学部を卒業すれば<みんな小説家になる>
 というわけではないのと同じように、
 「映像芸術コース」を 卒業すれば
 <テレビや映画の世界で働く>というものではない。』

と、お答えになりました。 それは、確かにそうですよネ。

では、
大学で「映画」を学ぶということは、どういうことなのか?

___大学で、芸能(映画)を勉強するのは
   人とコミュニケーションすることを学ぶこと___

いろんな意味で自分の人生を豊かにする勉強ができる、と
竹藤先生は、明快にお答えになりました。

大学で芸能を学んだことで身につけたスキル(コミュニケー
ション能力やプレゼンテーション能力といったもの)は、
将来社会に出たとき役に立つもの。将来、どんな分野の仕事に
就職したとしても、役立つだろうとのお話でした。

竹藤先生ご自身は、大学で「社会学」を勉強し、
学生時代は映画監督になることなど
『1ミリも考えていなかった』そうです。

先生は、広告代理店に就職し、CMやチラシのデザインなど
クリエイティブな仕事を担当しているうち
『自分が作りたい』と思うようになり、仕事をしながら
<映像>を学んだということです。

そして、その頃、妊娠したことで
「今、私にしかできないことがあるはず」と思い、自分で自分に
カメラを向け、自身の産前産後3ヶ月の気持ちの移り変わりを
捉えたのが、ドキュメンタリー『骨肉思考』
初めての監督作品となりました。

その後、『キャタピラー』の若松孝二監督や、『もがりの森』の
河瀬直美監督などの映画作りに参加して鍛えられたそうです。

特に、若松監督には、
「バカ!」「帰れ!」「お前なんかいらない!」と、
カメラを取り上げられたりして、『こいつだけは許せない』と
思ったこともあったそうですが、
いろいろと教えられることも多かったといいます。

最後に、竹藤先生は、

『ドキュメンタリーは、<人間の面白さ>に負うところが大きい』

と、お話下さいました。

『映画を見たお客さんが、その主人公を好きになるような作品
 でないと面白くない。
 それには、作り手(監督)自体が、その主人公に惹きつけられ、
 面白いと思わないと撮れない。』

それを聞いた正蔵さんが、

『寄席芸人の川柳川柳(かわやなぎせんりゅう)さんを
 是非追いかけて撮ってほしい!
 古典落語の名人三遊亭円生さんに、こんなお弟子さんが?と
 思うような異端児です。
 70いくつの、ものすごい面白い人です!』と、売り込むと

竹藤先生は、即座に

『いいですネ。正蔵さんにプロデューサーをやってもらって
 2人の共同企画でやりましょう!
 まず、ゴールデン街で飲みながら話をまとめましょう!』と、

明るくおっしゃいました。

そんなお2人のやりとりをそばで聞いていて、

「あぁ、竹藤先生は、こんな風に人との出会いを楽しむ過程で
 自然と"映画"が出来上がってくるんだな」そう思いました。

先生には、ブルドーザーが道を切り拓いてゆくような力強さを
感じます。

今後、竹藤先生がどんな映画を撮られるかとても楽しみです。

正蔵さんとの共同企画の映画も実現するといいですネ。

【今日の一曲】

チェンジ・ザ・ワールド / エリック・クラプトン


番組日記 | 2010年11月 7日 08:00

10/31(日) まっすぐに見つめる!

竹藤佳世(たけふじかよ)先生は、お話に迷いがない。
まっすぐで、パワフルなお人柄。

『昔、水泳と剣道をやっていました!』 やっぱり!
だって、見るからに健康そうでスポーツ・ウーマンタイプ。
大地にしっかりと根を下ろし、ぐんぐんすくすく伸びた
<若竹>のような印象です。

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竹藤先生は、城西国際大学メディア学部の准教授であると同時に
現役の映画監督でいらっしゃいます。

最新作は 「あがた森魚 やや デラックス」
 (最近DVD化され9月に発売、レンタルもされています)

これは、60才のフォークシンガーあがた森魚さんの
還暦記念の全国縦断ツァーを追いかけたドキュメンタリー。

タイトルにまず引きつけられますが、竹藤先生は、タイトルに
あがた森魚さんのシャイな感じを出したかったそうです。

なぜ、あがたさんをドキュメンタリーで取り上げたのか___

竹藤先生の表現を借りれば、

「あがたさんは"昭和な方"というのが魅力。」

「60才を記念してコンサートツァーをやるから、
 みんな 集まって<来い!>」ではなく、

「60才になるから全国60ヶ所みんなのところに
 自分から <行く!>」と、

キャンピングカー1台で、さすらいのライブツァーを敢行する、
そんなアナログ的な行動をするところが面白い。

ステージもない所がライブ会場、なんてことも多く、先生自身
印象に残っているのは、北海道の利尻島_____

人もあまりいない島。お座敷の畳の上がライブ会場。
集まったお客さんも初めのうちは、何だろうか、このおじさん?
という顔をしていたのが、手拍子をしているうちに、
だんだんのりのりになって顔が輝いてくる。

     『お客さんがいい顔している!』

それを見たとき、先生自身の気持ちがホッコリし、

『意外と日本はいい国だな』と思ったそうです。

そして、

『あっ、あがたさんが見たかったものが、これなんだな。
 お客さんが楽しんでいる顔。
 もう一回、自分の原点を確かめたかったのじゃないか。』と

気づかれたそうです。

今日は、この他、竹藤先生の作品を駆け足でご紹介しました。

● 「東京オリンピック」や「日本万国博」などの記録映画の
   演出家で、竹藤先生が尊敬する大先輩、山岸達児さんを
   追ったドキュメンタリー『半身半疑(はんしんはんぎ)』

●  城西国際大学の学生さんや地元の皆さんが出演したり、
   大学の先生が翻訳や作曲に協力したりと、みんなで
   一致協力して作り上げた 『ドン・ロドリゴの来た道』
   
   など。

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中でも、『半信半疑』は、尊敬していた山岸先生が、ある日突然
脳梗塞で倒れ半身不随になり、「まさか、そんな」という思いと、
「自分の身にも迫るもの」を感じて、2004年から山岸さんを
撮り始め、昔の話、今の気持などを問いかけ続け4年かけて完成。

2008年劇場公開となりますが、
山岸さんは公開して1週間ほどで亡くなられたそうです。
竹藤先生は、亡くなる前、介護老人ホームにプロジェクターを
持ち込んで、映画を見てもわからない状況にある山岸さんに
見てもらいました。

『手を動かしたり、反応があったので、わかってくれたと思う。』

『先生のことを、きちんと残せてよかった。』

「ドキュメンタリー」であれ、「ドラマ」であれ、
竹藤先生が映画を撮りつづけるベースにあるのは
≪人間大好き!≫という熱い想いではないかと思いました。

【今日の一曲】

青春に乾杯 / ミッシェル・デルペッシュ


番組日記 | 2010年10月31日 08:00

10/31・11/7(日)のゲストの先生は・・・

城西国際大学 メディア学部 メディア情報学科 准教授
竹藤佳世(たけふじかよ)先生。

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竹藤先生は、メディア学部の准教授であると同時に
現役の映画監督でもいらっしゃいます。

去年は、城西国際大学の学生さんや先生、地元の皆さんなどの
協力を得て、みんなで1つの映画『ドン・ロドリゴの来た道』を
作り上げました。

その時のお話や、先生の最新作、またこれまで撮ってこられた
作品などについて伺う他、
大学で映画作りを勉強するとはどういうことか?といったお話
まで、2週間<映画づくし>で、お話を進めてまいります。

『人間大好き!』という感じの人なつっこい竹藤先生のお話は、
とても明快で、とっても楽しいです。

         ≪乞う、ご期待!≫


今週のゲスト | 2010年10月25日 08:00

10/24(日) <NPO>を体験する

「NPO論」は、
城西大学現代政策学部に今年からできた科目で、
柳澤先生が教えていらっしゃいます。

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柳澤先生は、最初の授業で、学生さんに「NPOって何?」と
アンケートを取ったところ、

『NPOがどんな活動してるか興味はあるけど、
 よくわからない。
 自分としても、どうしていいかわからない。』

という声が、圧倒的に多かったそうです。

そこで、先生は、
「NPO」のことを本で勉強するより、学生さんと一緒に
NPO法人の皆さんのところに会いに行ってお話を伺う方が
学ぶことが多いと思い、そのような授業を企画、実行
なさいました。

具体的には____
「NPO論」を勉強する学生さんに男子学生が多かったことから
スポーツの「NPO」に行って直接、その活動に参加させる
というもの。

地元にある北坂戸総合型地域スポーツセンター「ウェル北坂戸」
というNPO法人が、スポーツを通して地域の
コミュニケーション作りを考えているクラブであることから、
「NPO論」の授業の一環として、学生たちをそのクラブの
活動に参加させることにしたそうです。

そして、そのクラブの活動として、高令者と学生との合同の
山登りツァーを企画し、八ヶ岳まで行ったところ、
参加した学生たちは、みんな感動して帰ってきました。

ある男子学生は、柳澤先生に、こう報告しました。

『お年寄りは、"いざとなったらボクが背負う"という気持ちで
 行ったのだけど、お年寄りたちは、みんな
 年令が高くなるのを楽しんでいた_____
 "ボクもそうなりたい!"と思って帰ってきました』と。

あまり話をしないおとなしい学生だと思っていた男子学生が、
年令を重ねることを楽しんでいるお年寄りに触れて感動し、
逆に元気をもらって、先生にこんな話を生き生きとした様子で
報告してくれたことに、柳澤先生も感動したみたいです。

今月10日の堀千鶴子先生のお話でも、

「授業で勉強するだけでなく、<ボランティア>などで
 是非、福祉の現場を体験してみてほしい!」

とおっしゃっていましたが、「NPO」にしても同じですね。
実際、現場の活動に参加することで学ぶことが沢山ある。

将来、どのような職業に就くにしても、学生のうちに
いろんな仕事、いろんな世代、いろんな立場の人と触れ合う
ことは、必ず何かを得ることができるので、キャンパスから出て
外の世界に触れることは大切なことだなと、改めて思いました。

【今日の一曲】

ラブ・ソング / オリビア・ニュートン・ジョン


番組日記 | 2010年10月24日 08:00

10/17(日) "NPO"って、何?

スタジオに入っていらした柳澤智美(やなぎさわともみ)先生は
"清楚なお嬢さま"という印象。

「私、おしゃべりが苦手なんです。大丈夫かしら?」と
首をかしげて、心配そうにおっしゃいましたが、
番組が始まると、さすが先生、『立て板に水』
よどみなくお話下さいました。

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柳澤先生は、もともと城西大学の卒業生。
1995年に卒業されたあと、証券会社や銀行などでの
お仕事を経て、大学側から、
「金融機関で働いた経験のある人に、是非、学生を教えて
もらいたい」と請われ、2004年に、城西大学に
助手として戻ってこられました。

ついこの間、大学を卒業したようにお若く見える柳澤先生。
おそらく、学生さんの中に入ったら、<誰が生徒か先生か>
わからないだろう、と思えるくらいですが、
番組が始まる前、打ち合わせのときのお話で、
最近の大学生の就職難について、ずい分心を痛めて
いらっしゃることがわかりました。

ご自身も、5回転職した経験があり、
就職の悩みや不安などある程度わかるので、今の学生さんの
悩みや不安を聞いて、何とかサポートしてあげたい。
自分のときより今の方が、もっと深刻なので、どれだけ
力になれるかわからないけど、相談にのってあげたいと、
真剣に話すご様子に、お若いけれど、学生さんにとって
頼りになる先生だなと、感じ入りました。

ところで、今日は、柳澤先生に、知っているようで、よくわからない
「NPO」について、いろいろ教えていただきました。

まず、「NPO」とは、Non Profit Organization の略で
<民間>の非営利組織。
利益を目的としない組織で、「志」や「夢」を形にしたもの。
ボランティアの精神を法人化したもの、というお話でした。

そこで、正蔵さんが、

たとえば、下町の人形町に、有志の落語家さんたちと
NPO法人の「寄席」を作りたいと思ったら、どうしたら
よいですか?___と質問すると、

NPO法人として認可が下りるためには____

その非営利活動が「NPO法人」として認められる17の分野に
該当するかどうか_____
これがまず第一の条件になる、とのこと。
(17の分野とは、保健、医療又は福祉の増進・子供の健全育成・
環境の保全・文化、芸術又はスポーツの振興・災害救援活動等々)

「寄席」は、文化芸術の振興を図る活動なので、認可の条件に
該当しますネ、と柳澤先生。

そのNPO法人の所在地の中央区なり、東京都なりの窓口に
申請すれば、4ヶ月~半年くらいで認可が下りるそうです。

ただ「NPO法人」の認可が下りるためには、その他にも
発起人を10人集めるとか、いろいろと条件があるそうなので
詳しいお話は、また来週、積み残しで伺うことになりました。

今日は、正蔵さんが、人形町にNPO法人の「寄席」を作る
としたら?という想定で、柳澤先生にお話を伺いましたが、
「NPO」は、そもそも利益を目的としない組織という
"入り口"のところで、正蔵さん、
"利益"がないのは、どうかなぁ?と、早くも"夢"が
しぼんだ様子でした。

「NPO法人」を設立するためには、いろいろ準備が大変
なようだし、よほどの"夢"や"理想"や"情熱"を持って
いない限り、生半可なことではできないものなんだな、
というのが、今日お話を伺った率直な感想です。

____さて、来週は、どんなお話になるでしょうか?

【今日の一曲】

スルー・ザ・ファイアー / チャカ・カーン


番組日記 | 2010年10月17日 08:00

10/17・24(日)のゲストの先生は・・・ 

城西大学現代政策学部 助教
柳澤智美(やなぎさわともみ)先生。

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城西大学の現代政策学部では、
日本の「社会経済システム」が見える・分析できる"能力"を
養成する!をテーマに掲げていますが、中でも
柳澤先生は「政策評価論」がご専門。
さらに、今年からは、「NPO論」も担当されています。

「NPO」とか「NPO法人」とか、よく聞く言葉ですが、
実際どういうものか、意外と知りませんよね。

そこで、17日と24日の2週にわたって、
『NPOって、何!?』という基本的なところを
柳澤先生にトコトン伺います。


今週のゲスト | 2010年10月11日 08:00

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秋の懇親旅行実施

「恋の病以外効かぬ病はない、と言い伝えがあるほど、効能高い草津温泉」このキャッチフレーズを味わう旅に城西OB会平成22年秋の懇親会旅行に行って参りました。

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集合場所の芸術劇場横に向かうとそこには「城西中学 高等学校」の文字が書かれた学校のバスが待っていました。 初めて乗るそのバスは、勝手に想像をしていたイメージとは大違いで、座り心地も良く窓も大きく絶対無いだろうと思っていたリクライニングまでついている、快適な旅の移動空間を作りだしてくれるそんなバスでした。
そして運転手さんは、城西野球部OB会の山本治さん。ナビゲーターには事務の山口さん。2日間 お2人には、本当にお世話になりました。
お昼前に最初の目的地の水沢観音に到着。本堂や六角堂を今まさに絶頂の美しさの紅葉。素人の撮る写真にも平等にコントラストを添えてくれるそんな風情の中、各自様々な祈りを込めてお参りを致しました。
お参りの後、日本三大うどんの一つ「水沢うどん」を昼食に頂きました。こしのある美味しいおうどんを食べ終わる頃、お店の方がいらして箸袋の裏を見て欲しいと言われました。 箸袋を見ると参加者の中の2名にお店の名前の「松島屋」印が押されているではありませんか。 その運の強いお二人には、お店からサプライズのお土産が贈呈されました。

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ホテルについた後、夕食までの間の自由時間を利用して「湯畑」まで行ってきました。カメラ片手にホテルを出るとホテルの駐車場で山本さんと山口さんがキャッチボールをしていました。「一緒に湯畑まで行きませんか?」そう声をかけると「走っていきますから先に行っててくださ~い」その声を背に温泉街の雰囲気を楽しみながらカメラスポットに向かいましたがもしかしたらこの二人のキャッチボール姿が絶好のカメラスポットだったのかもしれませんね

夕食の大宴会が始まった直後、和服の良く似合う美しい女性から一言声かかり 耳を傾けると、なんとその女性は、ここのホテルの女将。さらに驚く事に実家は、東京都豊島区千早1丁目・・・なるほど美しいはずです。ご近所話しに花が咲く中、大宴会は、美味しいお料理と旨い酒に楽しい笑い声に笑顔、笑顔のオンパレードでした。
その後 二次会や温泉、夜中のラーメンなどなど・・・
お腹も心も満腹。

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翌朝眠い目をこすりながら 朝6:30にホテルを出て西の河原露天風呂に有志で行ってきました。朝の冷たい空気の中、歩く事30分 目的の西の河原露天風呂は、約150坪の大露天風呂が男女ともにひとつずつ。池のように広い露天風呂をから眺める景色は、まさに贅沢の極み 美しい紅葉と少し冷たい凛とした朝の空気と身体を芯から温める草津の湯、 最高でした。

その後 おかみを始め従業員さんに見送られながら白糸の滝に向かいました。
天然のマイナスイオンを全身で感じ、パワーアップした一行が次に向かった場所は、
碓氷第三橋梁、通称「めがね橋」。碓氷川に架かる煉瓦作りの4連アーチが、またまた紅葉とマッチしてレトロの趣をかもし出す中、トンネルの中を歩いていると、何かとても懐かしい気持ちになるような感じがしました。

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その後 「おぎのや」で釜めしをいただき一路帰途へ向かいました。
前準備から当日の細かい手配まで幹事の方々には頭が下がりっぱなしでした。楽しい旅行をありがとうございました。そして体調が十分でないにもかかわらず旅行に参加してくださった村上会長の笑顔の奥のお人柄に敬意を表します。こうして年代や年齢を超えて共に楽しめ交流が出来る場を設けてくださったOB会の方々に感謝を込めて、素敵な旅行をありがとうございました。(廣岡) 

(文責 広報部)

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